デジタルヘルス事業

「予防医療」の実現を目指して

デジタルヘルス事業では、長期ビジョン「Going for ZERO」の実現に向け、AIをはじめとするデジタル技術を活用したソリューションを提供しています。日々のバイタルデータの変化から見えてくる疾病の予兆を捉えることで、症状が現れてから治療する「対処型医療」から、病気の兆候をいち早くとらえて発症を未然に防ぐ「予防医療」の実現を目指します。

デジタルサービスで日常の健康管理と
医療をシームレスにつなぐ

日々のバイタルデータを、病気の早期発見や適切な治療、重症化予防につなげ、よりよい医療の実現に貢献すること。
私たちは、医療機器認証を得たデバイスで測定したデータや、ユーザーの行動データをAIで解析し、臨床エビデンスに基づいた疾病リスクの検知や予防プログラムなど、よりパーソナルなプログラムをグローバルに提供しています。これまでに、医療機関やパートナー企業と連携し、世界11カ国で350件以上のデジタルサービス導入を進めてきました。こうしたサービスにより、患者の状態変化の把握や継続的な健康管理を支援し、医療現場における情報管理やフォローアップ業務の効率化にも貢献しています。その結果、医療現場の業務負荷の軽減に寄与し、医療従事者がより患者のケアに集中できる環境づくりに貢献しています。

デジタルサービスの提供価値

  • ユーザー(生活者)

    日々の測定データを活用し、気づきを促しながら行動変容につなげます

  • 医療従事者

    患者の状態を継続的に把握し、適切なタイミングで介入できる仕組みを提供します

  • 医療機関

    医療現場の効率化を通じて、負担の軽減と医療の質の向上に貢献します

「測る」から「変える」へ

スマートフォン向け健康管理アプリ「OMRON Connect(オムロンコネクト)」は、デジタルヘルス事業の中核を担っています。現在、日本を含む世界130以上の国と地域で、約300万人のユーザーに利用されています*1。私たちが提供する健康医療サービスは、単なるデータの管理ツールではなく、人々の継続的な健康管理を支えるヘルスコンパニオンです。

*1OMRON Connect グローバル版の利用国数と累計ユーザー数。2026年5月時点。

OMRON Connect(オムロンコネクト)

生活者とつなぐ
生活者の日々の健康データを、医療にも活かせる健康管理アプリ

血圧計や心電計、体重体組成計、体温計、パルスオキシメーター、活動量計など、当社の通信機能付き機器で測定したデータをスマートフォンに転送し、一元管理することができます。数字だけではわかりづらい日々の変化や平均値をアプリで簡単に確認できます。また、データをダウンロードして医療機関と共有することで、ユーザーと医師のスムーズなコミュニケーションをサポートします。

OMRON Connect Pro(オムロンコネクトプロ)

医療従事者とつなぐ
患者と医療従事者をつなぐ、RPM*2プラットフォーム

患者が自宅で測定した血圧や体重などのデータを医療従事者が継続的にモニタリングできるRPM(Remote Patient Monitoring)プラットフォームです。  臨床プロトコルに基づく疾病別の管理プログラムにより、リスクの早期発見や予防的な介入をおこない、疾病の重症化や再発防止に貢献します。さらに、医療従事者の業務効率を高めることができ、医師が患者一人ひとりのケアに集中できる環境をつくります。

*2RPM(Remote Patient Monitoring)は、患者の健康状態や治療データを遠隔でモニタリングする仕組み(遠隔患者モニタリング)を指します。