カーボンニュートラルプロジェクト

SMT(表面実装)ライン

時間を減らす取り組み

リフロー炉の待機時間を有効活用

リフロー炉とは、基板に印刷されたはんだを熱で溶かし、部品と接着させるためのもので、稼働時には炉内を高温にする必要があり、エネルギーを大量に消費します。
稼働状況とエネルギー消費の見える化をすると、稼働していない待機時間があり、不要なエネルギーを消費していることがわかりました。そこで、待機中のエネルギーを利用し作業を行うことで、熱源を有効活用。さらに、電力制御技術の向上によって、立ち上げ時間も短くなったことにより、エネルギー消費を削減し、エネルギー生産性が増加しています。

  1. 稼働していない待機時間もエネルギーを消費
  2. 待機中のエネルギーを利用し熱源を有効活用

制御技術の向上

生産状況に応じて、炉内温度制御・排気ファン等を外部よりコントロール。待機時の炉内の熱量維持に加え、立上げ速度を向上し、待機ロスを削減。また、必要な時刻に復帰できるようデータを活用した予測制御の導入により、単位生産量あたりの電力を削減し、エネルギー生産性の向上を見込む。

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創匠館 SMTライン
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