EP100
EP100について
エネルギー効率の高い技術や取り組みを導入し、省エネ効率を50%改善するなど事業のエネルギー効率を倍増させることを目標に掲げる企業が参加する国際的なイニシアチブです。消費電力を抑えるといった取り組みだけでなく、現在利用しているエネルギーを効率よく運用し、エネルギー消費量の根本的な削減を目指すことを目的としています。
オムロンヘルスケアのEP100加盟の背景と目的
脱炭素社会実現に向けた動きがグローバルに加速しています。オムロンヘルスケアではオムロングループの長期ビジョン「Shaping the Future 2030」にもとづき、環境経営の実践に積極的に取り組むことで、環境負荷低減にチャレンジし続けています。その中で最も力を入れているのがエネルギー生産性の向上です。
その第一歩として、家庭用血圧計や体温計などを生産する国内唯一の生産拠点である松阪事業所での取り組みを強化します。「エネルギー消費量を減らしながら、生産量を倍増する仕組みづくり」にむけて、脱炭素時代にふさわしい、環境配慮型のものづくりのモデル工場を目指しています。このような工場で生産する私たちの製品を通じて、お客さまの健康をサポートしつづけることにより、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
これからの取り組み
私たちのチャレンジは、エネルギー生産性の向上だけにとどまりません。
まず、松阪事業所・生産ラインでは、消費エネルギーを可視化して、エネルギー削減余地を把握し、エネルギー消費を減らしていきます。今後は太陽光発電、バイオマス発電、蓄電池等により、クリーンなエネルギーを創る。さらに、「地域との共存」をコンセプトに、三重県や松阪市と連携しながら間伐事業への支援や森林育成への参加。健康な森林づくりを支援し、森林の恵みを発電に循環させることでCO2を吸収することに取り組んでいきます。この3つのステップを実現し、カーボンニュートラルな循環型社会を創造します。