心電計付き上腕式血圧計
HCR-7800Tの正しい使い方
測定/記録の方法、測定結果/記録の確認方法
測定/記録の方法(血圧測定と心電図記録を同時におこなう場合)
1. 腕をカフにとおす
-
エアチューブの位置
エアチューブが腕の中心に来るようにする -
カフを巻く位置
カフがひじの関節部にかからないように、ひじの内側のくぼみから1~2cm話して巻く。

2. アプリを準備する

スマートフォンアプリ「OMRON connect」を起動する

血圧計本体の上にスマートフォンを置く
3. 測定を開始する

[START / STOP]ボタンを押す

指を電極(4か所)に接触させる

親指を電極(右正面、左正面)に、他の指(2本以上)を電極(右側面、左側面)にそれぞれ接触させます。
4. 約30秒後、血圧測定と心電図記録が完了します
心電図を記録したあと、「OMRON connect」アプリは記録を解析し、その結果を画面に表示します。
解析結果は以下の6種類です。
- 正常な洞調律
- 徐脈
- 頻脈
- 心房細動の可能性
- 分類不可
- 解析不可

測定結果(血圧)の確認方法
測定結果は、血圧計本体とアプリで確認することができます。
1. 本体で確認
測定が完了すると、収縮期血圧値(最高血圧)、拡張期血圧値(最低血圧)、脈拍数が血圧計本体の液晶部に表示されます。

2. アプリで確認
定結果をBluetooth®でスマートフォンアプリ「OMRON connect」へ転送すると、データをグラフで簡単に確認できます。
記録(心電図)の確認方法
1. 「OMRON connect」の心電図パネルをタップする
心電図の記録が日付順に一覧表示されます。

2. 確認したい記録をタップする
心拍、心電図などの情報が表示されます。

※画面はイメージです。仕様および外観を予告なく変更することがあります。
安全上のご注意
お使いになる前に必ずお読みください。
ここに示した内容は、製品を安全に正しくお使いいただき、お使いになる人や他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。
警告・注意について
警告
誤った取り扱いをすると、人が死亡または重症を負うことが想定される内容を示します。
注意
誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり物的損害※の発生が想定される内容を示します。
※物的損害とは、家屋や家財および家畜やペットに関わる拡大損害を示します。
警告
- けがや治療中の腕で測らない
- 点滴、輸血をしている腕で測らない
症状悪化につながることがあります。 - 可燃性ガスを使用する場所や高濃度酸素環境下など、火災や爆発の恐れがある場所で使わない
火災や爆発の原因になります。 - 乳幼児などの手の届くところに保管しない
エアプラグや電池など小さい部品を飲み込んだり、エアチューブで首が絡まったりし、窒息や傷害に至ることがあります。 - ペースメーカーなど植込み型医療機器などを装着している場合は医師に相談することなく血圧を測定しない
- ペースメーカーなど植込み型医療機器などを装着している場合は心電図を記録しない
心電図を正しく記録・解析できないことがあります。 - 航空機内や病院など無線機器の使用が禁止された区域では、必ず本製品のBluetooth®通信をオフにする
- 測定結果の自己判断をしない
- 治療を自己判断で行わない
- 乳幼児など自分で意思表示できない人に使わない
症状の悪化や傷害の発生、誤動作の原因になります。 - 電気メスなどの電気手術器やMRI、CTスキャナーなど他の医療機器がある場所で使わない
危険や誤動作の原因になります。 - 湿気のある場所、水のかかる恐れのある場所では使用しない
故障、感電の原因になります。
注意
- 耐用期間を超えて使わない
- 医療機関や公共の場所において不特定多数で使わない
症状の悪化や傷害の発生、誤作動の原因になります。 - 長期的な血流障害などを起こさないように腕の状態を確認し、異常の発生を感じたとき、カフを腕につけたままにしない
- カフやエアチューブに折りじわが付いたまま測らない
- エアチューブのねじれやもつれがある状態で測らない
- 必要以上の頻度で測らない
- 必要以上に加圧しない
傷害を負う原因になります。 - 指定外のカフやエアプラグを使わない
- エアプラグを抜くときにエアプラグを持たずにエアチューブを引っ張らない
- 本体やカフなどを分解したり、改造したりしない
本体の故障や破損、傷害を負う原因になります。あるいは、正しく測定できないことがあります。