vol.1

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Q質問

タバコやアルコールは生活習慣病とどのような関係にあるのですか

A回答

遺伝の可能性もわずかにありますが、遺伝を気にするより生活習慣からの影響を先に考えたほうが良いでしょう。
生活習慣病の患者さんの中には、生活習慣病になりやすい体質を持っている人がいます。この「生活習慣病になりやすい体質」は親から子供へ受け継がれることがありますが、その体質自体が病気の決定的な原因となることはあまりありません。日本における生活習慣病のほとんどは、ストレス、食べすぎ、喫煙、運動不足など、それぞれの生活習慣の悪化により起きていると言われています。中でも、生活習慣病の人がいる家庭では家族同士がよく似た生活を送っていることが多いので、体質の遺伝を疑うよりも食生活などを見直すことが重要です。生活習慣病は健康診断の検査結果からわかることが多いので、会社や地域の健康診断を定期的に受けて、自分の体の変化や状態を知っておくことが、生活習慣病を見逃さないために重要なことだと思います。反対に、家族に生活習慣病の人がいない場合でも、不健康な生活をすれば病気になってしまうのです。生活習慣病のほとんどは症状がないまま病気が進んでしまうので、家族に該当する人がいないからと油断をすると、病気がひどくなるまで発見されないという可能性もあります。
一方で、糖尿病や高脂血症などの一部では遺伝が直接の原因になるものもあります。たとえば、家族性高脂血症は先天的にコレステロール代謝に異常がある病気です。しかし、これら遺伝が直接の原因となる病気は全体から見てわずかなのです。また、このような場合でも、現在では早い段階から治療を行うことで病気が進むのを遅らせることができます。 生活習慣病は原因を問わず早期発見がとても大切です。日ごろから健康的な生活を送るように心がけると共に定期健診を受け、検査値の急激な変化があった場合や上限値を超えた場合には早めに医師に相談をするようにしましょう。
  • このコラムは、掲載日現在の内容となります。
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