vol.46

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Q質問

糖尿病には「1型」と「2型」があるそうですが、どのように違うのでしょうか?

A回答

糖尿病は、血糖値と呼ばれる血液中のブドウ糖濃度が、適正値よりも高い状態が慢性的に続く病気で、血液中のブドウ糖を細胞へ届けるインスリンというホルモンの分泌不足や働きに異常が生じることで発症します。そして、糖尿病は発症の原因によって、「1型」と「2型」、「その他」、「妊娠糖尿病」に分類されます。
「1型」糖尿病は、膵臓(すいぞう)のランゲルハンス島と呼ばれる部分にあるβ細胞が障害されてインスリンを産生できなくなった結果、高血糖状態が続き、生存を危うくします。このため、高血糖を是正し生存するために、注射によってインスリンを補う治療が必要です。1型糖尿病は子供や青年に多く発症します。
一方、「2型」糖尿病は、遺伝的な要因に運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣が加わって発症すると考えられていますが、はっきりとした原因はまだわかっていません。糖尿病患者の95%以上が2型といわれていて、中高年に多く発症します。2型糖尿病では、インスリンは分泌されているものの、働きが悪くて血糖値が下がらない(インスリン抵抗性)場合や、分泌そのものが減っている(インスリン分泌低下)場合があります。高血糖が是正できない場合は、薬やインスリン注射による治療を行うこともありますが、まずは運動療法や食事療法による治療が行われます。
「その他」の糖尿病とは、遺伝子異常により発症する場合や、その他の疾患が原因で起こる場合などです。また「妊娠糖尿病」は、妊娠中に発見された耐糖能異常(血糖をコントロールする機能に異常があり糖尿病に近い状態)のことで、それぞれの病態にあわせた治療法が行われます。
糖尿病に関する正しい知識を身につけ、それぞれの病状にあった治療法を実践しましょう。
  • このコラムは、掲載日現在の内容となります。
    掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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