vol.72

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Q質問

糖尿病ですが、歯周病に気をつけるよういわれました。なぜでしょうか?

A回答

糖尿病になると免疫抵抗力が低下して、歯周病菌に感染しやすくなります。また、歯周病になるとインスリン抵抗性が高まり、血糖値が上昇しやすくなることに加え、心臓病や脳卒中のリスクが高まるためです。
歯周病は、歯垢に含まれている歯周病菌に感染して、歯茎のはれや出血、歯の抜け落ちが起こる病気です。歯周病は糖尿病を悪化させる他、心臓病や脳卒中の発生にも関与しています。歯周病がある人では、ない人に比べて心筋梗塞などの冠動脈疾患に罹患するリスクが2倍になることがわかっています。その理由として、歯周病菌が動脈を詰まらせるアテロームプラークの形成に関わるといわれている他、歯茎の炎症によってできる物質が心臓の血管を刺激し、それが心臓病のきっかけになるとも考えられています。
糖尿病患者さんでは、心臓病になるリスクがもともと高いことに加えて、歯周病にかかるとそのリスクがさらに高まるため、丁寧な歯磨きで口腔内の衛生に気を配りましょう。


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