vol.73

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Q質問

高血圧治療のガイドラインが新しくなるという新聞記事を読みました。ガイドラインとはどういうもので、患者にも関係があるのでしょうか?

A回答

ガイドラインとは、ある病気に関して、臨床試験などの科学的根拠や医師の間で広く認められている見解などに基づいてつくられた標準的な診断・治療法についての勧告文書です。医師が適切な診断・治療をできるようサポートするためのもので、高血圧では「高血圧治療ガイドライン2009」があります。
「高血圧治療ガイドライン2009」は日本高血圧学会が作成したもので、日本や海外で行われた高血圧治療の臨床試験や疫学研究の結果などに基づいた高血圧治療を推奨しています。一般医師向けに作成されていますが、ガイドラインの変更によって診断法や治療法が変わることがあるので、患者さんにとっても大切な情報といえます。家庭血圧値の目安や生活習慣の改善など、患者さんに重要な内容が含まれています。
今回発表された高血圧治療ガイドライン2009では、これまで治療対象ではなかった正常高値血圧(収縮期血圧130~139mmHg/拡張期血圧 85~89mmHg)の方でも、糖尿病や心臓病、腎臓病などを合併する場合には治療対象としています。同ガイドラインでは、より厳格な血圧管理の必要性を訴えており、それによって心臓病や脳卒中の減少を目指しています。
  • このコラムは、掲載日現在の内容となります。
    掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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