vol.8

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Q質問

高脂血症の治療でお薬を飲んで、総コレステロール値が200mg/dlまで下がりました。お薬を飲むのをやめても大丈夫でしょうか

A回答

コレステロール値が下がったからといって、お薬を勝手にやめてはいけません。
風邪などの治療と違い、高脂血症の治療は、薬を飲んでコレステロール値が下がったからといって、高脂血症が治ったというわけではありません。薬をやめれば、コレステロール値はまた上がってしまいます。高脂血症が原因で起きる脳卒中や心臓病を防ぐためには、運動や食事の制限に加え、必要な場合にはお薬を使って、血液中に増えてしまうコレステロールを正常に近づけておくことが重要です。ですから、お薬でコレステロール値が下がったからといって主治医の先生の許可なく、薬を中止してはいけません。
高脂血症になると、血液中のコレステロールが増え、血管の内側に付着して血管の内径が狭くなっていきます。これが積み重なることで血管がつまり、心筋梗塞や脳卒中の原因となります。高脂血症治療において一番重要なことは、安定してコレステロールを正常な状態に保つことなのです。もちろん、運動や食事など生活習慣を見直すことによって血液中のコレステロールを減らすことは可能ですが、その効果には限りがあるので、薬の力を借りて治療することも非常に大事な方法です。また、コレステロールを一日中正常に保つためにも、高脂血症の治療薬は毎日決められた時間に飲みましょう。
もちろん、運動療法や食事療法など薬以外の治療が順調に進み、血液中のコレステロールがうまくコントロールされれば、薬を減量することもあります。お薬のことは自分で判断せずに、主治医の先生に相談しましょう。
  • このコラムは、掲載日現在の内容となります。
    掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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