徐脈の対処法と治療|予防・受診の目安・生活改善のポイントを解説

不整脈・心房細動 予防・対策・生活改善

徐脈とは

徐脈は、心拍数が通常よりも低い状態を指します。成人の安静時の心拍数は通常60〜100回/分ですが、これが50回/分未満になると徐脈とされます。徐脈は一時的な生理現象として現れることもありますが、慢性的な症状として現れる場合もあります。例えば、アスリートや健康な若者では、安静時の心拍数が低いことが一般的であり、これは必ずしも健康上の問題を示すものではありません。しかし、心拍数が極端に低い場合や、症状が現れる場合は注意が必要です。
vol. 徐脈の対処法と治療|予防・受診の目安・生活改善のポイントを解説

徐脈が起きた時の対処方法

一時的な対処法|軽いストレッチで心拍を促す方法

徐脈が一時的に発生した場合、深呼吸や軽いストレッチを行うことで心拍数を一時的に改善することができます。また、軽いストレッチを行うことで血流が促進され、心拍数が上がることがあります。これらの方法はすぐに実践できるため、徐脈が発生した際には試してみる価値があります。

徐脈を予防するための習慣

規則正しい生活リズムの確立|適切な睡眠・食事・運動のバランス

徐脈を予防するためには、規則正しい生活リズムを確立することが重要です。十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動は、心臓の健康を保つために欠かせません。特に、内分泌バランスを保つためには、栄養指導を受けることも有効です。例えば、カリウムやマグネシウムなどのミネラルを含む食品を積極的に摂取することで、心臓の機能をサポートすることができます。

受診が必要なケース

重篤な症状を伴う場合|失神、極度の疲労、意識障害が見られる場合

徐脈が原因で失神や極度の疲労、意識障害などの重篤な症状が現れた場合は、早急に医療機関を受診する必要があります。これらの症状は、心臓の機能が著しく低下している可能性を示しており、放置すると生命に関わる危険性があります。特に、症状が持続する場合や頻度が高い場合は、専門医によるリスク評価が必要です。

症状が頻発する場合|生活に支障をきたす徐脈の持続

徐脈が頻繁に発生し、日常生活に大きな影響を与える場合も、医療機関での検査が必要です。例えば、日常的な活動中に息切れや疲労感を感じる場合は、心臓の機能に問題がある可能性があります。医師による診断を受け、適切な治療を受けることが重要です。

徐脈の対策と治療方法

生活習慣の改善による予防策|ストレス管理、バランスの取れた食事、適度な運動

  

徐脈の予防には、生活習慣の改善が効果的です。ストレス管理、バランスの取れた食事、適度な運動は、心臓の健康を維持するために重要です。具体的には、カフェインやアルコールの摂取を制限し、適正体重を維持することが推奨されます。また、ストレス解消法としては、ヨガや瞑想、趣味の時間を持つことが効果的です。

医療機関での治療方法|薬物療法やペースメーカーの適応

徐脈が重篤な場合や生活に支障をきたす場合は、医療機関での治療が必要です。薬物療法としては、βブロッカーの調整や内分泌治療が行われることがあります。また、ペースメーカーの導入やカテーテル治療が適応される場合もあります。これらの治療方法は、医師の診断に基づいて適切に選択されます。

記事監修

三菱京都病院顧問 循環器専門医 医学博士 桝田 出
【経歴】
1980年 東京慈恵会医科大学卒業
慈恵医大第3内科、国立循環器病センター、京都大学第2内科などを経て現職。


  

動悸・息切れ・めまい・胸苦しさなどの症状や、心電計や血圧計で気になる結果が出た際、早めに専門の医師に相談されることが重要です。
以下の画像リンクから、心臓の症状について相談できる医療機関を検索することができますので、ぜひご活用ください。

  
    

このコラムは、掲載日現在の内容となります。掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

関連コラム

商品を見る