ニュースリリース

ジェネシスヘルスケア株式会社との資本提携に関するお知らせ

経営/事業

オムロン ヘルスケア株式会社(本社:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下、当社)は、遺伝子検査キットの販売および日本において最大規模の遺伝子データベースプラットフォームをもつジェネシスヘルスケア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 佐藤バラン伊里、以下、ジェネシスヘルスケア)と、資本提携で合意いたしました。今回の合意に基づき、当社はジェネシスヘルスケアが実施する第三者割当増資を引き受け、出資をおこないます。

当社は、グローバルに深刻化する「新興国での中間層の拡大に伴う生活習慣病患者の増加」や「先進国における高齢化の進展および寿命と健康寿命のギャップによって生じる医療費の増大」という社会的課題の解決を目指しています。この課題解決に向け、循環器疾患、呼吸器疾患、ペインマネージメントの3つの領域にフォーカスし、生体情報、遺伝情報、医療情報、生活情報などを蓄積、分析することで各個人に最適化されたパーソナライズ医療の実現に取り組んでいます。

当社とジェネシスヘルスケアは、2014年よりジェネシスヘルスケアが販売する遺伝子検査キットと当社の通信機能付き体重体組成計、活動量計との販売連携や、遺伝子タイプに合わせたトレーニングプログラムの提供などのパーソナライズドソリューション事業をおこなってきました。

今回の提携に基づき、血圧や活動量、睡眠、心電図情報など、当社の革新的デバイスから得られる生体情報と、遺伝情報などジェネシスヘルスケアの国内最大規模(*1)のデータプラットフォームに蓄積された情報を活用し、将来の重篤な疾病発症リスクの予測やその発症を防ぐための治療、健康管理指導など、パーソナライズされた診断・治療サービスの開発を促進していきます。

  • (*1)2017年1月現在で約55万人

ジェネシスヘルスケアの概要

2004年3月1日設立。遺伝子検査キットの商品開発および販売、遺伝子タイプに合わせたコンテンツ・プログラムの提供をおこなう。医療機関向けの受託解析・研究支援を行いつつ民間向けにも「GeneLife」のブランドにて、疾患リスク・体質傾向判定の遺伝子検査サービスを展開。