ニュースリリース

電子体温計の生産体制強化に関して

商品

オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下当社)は、新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組み等によるグローバル規模での日常における検温需要の高まりに対応するために、体温計の生産体制を強化します。2020年10月より国内の生産拠点である松阪工場において電子体温計の生産ラインを増設し、国内向けの商品供給を強化します。

当社ではこれまでも新型コロナウイルス感染症の拡大防止策の導入にともなう検温需要の高まりに対し、体温計を増産し商品供給量を拡大してきました。現在でもグローバル規模での検温需要は拡大し続けており、今後もこの傾向は継続すると見込まれるため、国内生産拠点である松阪工場(三重県松阪市)での体温計の生産を開始し、さらなる商品の安定供給を目指します。現在の生産工場であるオムロン大連(中国大連市)の生産ラインをベースに、安全性や耐久性、省人化、高速性を追求した新たな生産ラインを構築し、松阪工場では年間最大300万本を供給します。今回、新たに増設するラインでは電子体温計の主力機種である「MC-687シリーズ」を生産します。同機種は約15秒の予測検温と実測検温の両方が可能な体温計で、年間の国内向け体温計出荷量のうち約40%を占める主力機種です。

当社は、「地球上の一人ひとりの健康ですこやかな生活への貢献」の実現を目指し、今後も健康、医療分野での社会的課題の解決につながる商品・サービス開発を行います。

松阪工場の概要

事業内容 医療機器、健康機器の製造
場所 三重県松阪市久保町1855-370
主な生産品目 家庭向け/医家向け血圧計、家庭向け/医家向けネブライザ、AED

商品概要

体温計画像

<商品の特長>

  • ・音と光で検温終了をしっかりお知らせ
  • ・約15秒のスピード検温
  • ・予測検温と実測検温の両方に対応
  • ・はさみやすく、ずれにくいフラット感温部
  • ・大きな文字で測定結果が見やすい、大型表示画面
  • ・電池交換可能