長期ビジョン

SF2030
Shaping the Future 2030

オムロングループ長期ビジョン

Shaping the Future 2030

オムロングループは、新たな長期ビジョン「Shaping the Future 2030 -SF2030-」を策定しました。
これは、“次世代の人々へ持続可能な未来を私たちの手で形づくる”ために、オムロンが進むべき方向を示したビジョンです。

オムロン ヘルスケアの長期ビジョン

SF2030 vision Going for ZERO

予防医療で世界を健康に

これはSF2030で掲げるオムロン ヘルスケアのビジョンです。一人ひとりが健康で健やかに生活できる社会を切り拓く。それは、今もこの先も私たちが大切にし続ける想いです。

オムロン ヘルスケアが目指す
“Going for ZERO”とは

私たちは、これまで培った技術と知見を活用し、循環器疾患と呼吸器疾患、日常生活に影響する痛みの分野において、3つのゼロを目指します。そして、デバイスだけでなく、サービスまで提供することで、慢性疾患予防・治療に欠かせない存在を目指します。

  • 脳・心血管疾患イベント
    ゼロ

  • 呼吸器疾患増悪
    ゼロ

  • 慢性痛による日常の
    活動制限ゼロ

われわれが目指す「予防医療」

これからの10年間で、ヘルスケアの環境はどのように変わるのでしょうか。
高齢化や生活水準の向上を背景とした慢性疾患患者の増加による医療費の増加、グローバルで拡大する医療格差、コロナ禍による健康意識の高まりやデジタル化の加速など、ヘルスケア領域における環境は今後10年大きく変化すると考えられます。
オムロン ヘルスケアは、こうした環境変化をいち早く捉え、心不全や脳卒中などの慢性疾患イベントの発症を未然に防ぐ予防医療の仕組みを創出します。そして、その仕組みが社会全体に組み込まれている状態を目指します。

“Going for ZERO”を実現する
3つのコア事業領域

  • 循環器事業ビジョン

    脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)

    2021年、グローバルでの血圧計累計販売台数が3億台を突破しました。家庭での血圧測定はグローバルに浸透しつつある一方で、脳・心血管疾患による死亡者数、要介護者数は増加しています。そこで、脳・心血管疾患の要因のひとつといわれる「高血圧」「心房細動」を早期に発見するデバイスやサービス展開を加速させ、重篤なリスクに直結する「虚血性心疾患の早期発見」と「心不全の増悪予防および予兆検知」にチャレンジし、ゼロイベント実現を目指します。

  • 呼吸器事業ビジョン

    呼吸器疾患増悪ゼロ

    呼吸器疾患は、新興国を中心に患者数が拡大しています。また、診断基準が定量化されておらず、医師による正確な判断が難しいという課題もあります。
    呼吸器事業では、医療体制が整っていない新興国へ、医師の判断や治療を支援するデバイスを普及させます。また、医療費が高騰する北米を中心に、治療・症状管理を支援するサービスの普及に取り組み、患者と家族の負担解消を目指します。

  • ペインマネジメント事業ビジョン

    慢性痛による
    日常の活動制限ゼロ

    ペインマネジメント事業では、新たな技術開発とサービス創出にチャレンジし、痛みを恐れず自分らしい日常を送る人を一人でも多く増やしていきます。

オムロン ヘルスケアSF2030 動画

わたしたちは「予防医療」の創出に挑み、脳・心血管疾患の発症ゼロの実現を目指します。この動画では、オムロン ヘルスケアが形作る未来を描きました。