vol.126

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Q質問

脳卒中で倒れた人は動かしてはいけないといいますが、どのように対処すればいいですか?

A回答

とにかくすぐに救急車を呼びましょう。発症から3時間以内に初期治療をすることが重要です。
救急車が来るまでの間にも、周りの人ができることがあります。
「脳卒中で倒れた人は動かしてはいけない」というのは、古い常識です。正しい対処法は、「倒れた人を安全な場所に移動させ、気道確保などの処置をして救急車を呼ぶ」ことです。

意識を失って倒れた場合はもちろん、ろれつが回らなくなった、激しい頭痛がある、吐き気や嘔吐がある、ひどくめまいがするなどの脳卒中だと思われる症状が現れた人がいたら、まずは衣服を緩め、横向きに寝かせます。左右どちらかの半身に麻痺がある場合は、麻痺のある側を上にしてください。横向きに寝かせるのは、吐いたものが気管に入るのを防ぐため、舌が下がって喉をふさぐのを防ぐためです。
症状が現れたのが浴室やトイレなど狭い場所の場合、救急隊員が処置をしやすく、また救急車に運び入れやすい場所に患者さんを動かしましょう。その場合、患者さんを歩かせてはいけません。布団や毛布に載せて静かに動かしてください。意識のあるなしにかかわらず、患者を揺さぶったりして頭をむやみに動かすのは禁物です。特に頭を前に倒してはいけません。

脳卒中が起きたときの症状は人によってさまざまです。先ほどの症状の他に、片目が見えなくなったり、視野の半分が欠けたり、けいれんを起こすこともあります。一般に脳卒中の特徴は、体の片側だけに症状が現れることです。周りの人に脳卒中と思われる症状が出たら、一刻も早く医療機関を受診させるようにしましょう。
  • このコラムは、掲載日現在の内容となります。
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