vol.87

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Q質問

高血圧なので、脳卒中が心配です。脳卒中には徴候があると聞きますが、何も徴候がなければ脳卒中の心配はありませんか?

A回答

脳卒中の徴候がなくても小さな脳梗塞が生じていることがあります。定期的に脳ドックを受診しましょう。
脳卒中を起こす原因には、高血圧、糖尿病、高脂血症などがあり、なかでも高血圧は最大の危険因子です。
脳卒中による症状は、突然現れることが多いのですが、その徴候がみられることもあります。具体的には、頭痛、複視(物が二重に見える)、片方の目が見えなくなる、左右どちらかの顔や手足のしびれなどがあります。一時的に起きたのちに消えてしまう場合もありますが、これらの徴候が現れたらすぐ医師に診てもらいましょう。
しかし、徴候を現さない場合にも、小さな脳梗塞が生じていることがあります。これを無症候性脳梗塞といい、罹患(りかん)している人の数は、年齢の上昇とともに増えます。無症候性脳梗塞は脳血管性の認知症の原因とされているほか、罹患すると脳卒中を起こす確率が高くなることが報告されています。無症候性脳梗塞が悪化し、脳卒中などを発症させないためには、高血圧管理が非常に重要になります。また、脳ドックを定期的に受診し、MRI検査で経過を観察し続けることが重要です。
  • このコラムは、掲載日現在の内容となります。
    掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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