男性に多いめまいの原因|更年期やストレスが影響するケースを解説

脳卒中・脳梗塞 病名・疾患解説
男性が感じるめまいは、ホルモン低下やストレス、自律神経の乱れなど複数の要因が関与します。ここでは、めまいの種類、男性に多い原因、検査方法、関連疾患について詳しく解説します。
vol. 男性に多いめまいの原因|更年期やストレスが影響するケースを解説

めまいの種類と症状の違い

回転性めまいと非回転性めまいの違い

  • 回転性めまい:内耳や神経の異常が主な原因
  • 非回転性めまい:血圧・ホルモン・自律神経など多様な原因が関与

急性めまいと慢性めまいの違い

  • 急性めまい:ウイルス性前庭神経炎、メニエール病など
  • 慢性めまい:慢性的なストレス、ホルモン異常、更年期など

男性に多いめまいの原因

男性更年期障害(LOH症候群)によるホルモン低下

テストステロンの低下が自律神経を乱し、めまいを引き起こします。40代以降に多く、ほてりやイライラ、疲労感も伴うことがあります。

ストレス・疲労・自律神経の乱れ

仕事や家庭のストレス、過労、不規則な生活などが原因で、自律神経が乱れると血圧や血流が変化し、めまいが出やすくなります。

内耳の障害や風邪

内耳の前庭や三半規管の異常でバランス感覚が崩れることでめまいが引き起こされることがあります。

アレルギーなどの炎症反応

花粉症やウイルス感染、鼻炎などが、めまいを誘発させることもあります。

視覚刺激・脳疲労によるめまい

パソコンやスマホの長時間使用で視覚負担が増大し、強い光や人混みなどの環境刺激もめまいを誘発します。

めまいの原因の検査方法

  • 血液検査でホルモン・貧血・甲状腺機能を確認
  • 心電図・脳波・MRIなどで脳・心臓の異常を評価
  • 聴力・眼振・姿勢バランスの検査も重要

男性のめまいに関係する主な疾患

ホルモンや代謝系の疾患

  • 男性更年期障害(LOH症候群)
  • 甲状腺機能異常(亢進/低下)
  • 糖尿病性神経障害や重度の高血圧による血流調節異常

循環器・神経系の疾患

  • 起立性低血圧や不整脈による脳血流低下
  • 一過性脳虚血発作(TIA)など脳血管系の問題
  • メニエール病・前庭神経炎などの内耳疾患

まとめ

男性のめまいは、更年期のホルモン低下やストレス、自律神経の乱れが大きな要因です。症状が続く場合は早めに医療機関で検査を受け、原因に応じた治療と生活習慣の改善を行うことで、再発を防ぎ健康な日常を取り戻すことができます。




記事監修

三菱京都病院顧問 循環器専門医 医学博士 桝田 出
【経歴】
1980年 東京慈恵会医科大学卒業
慈恵医大第3内科、国立循環器病センター、京都大学第2内科などを経て現職。


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