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めまいや吐き気は、日常生活に大きな不安を与える症状です。多くは一過性ですが、繰り返す場合や強い症状が続く場合は、背景に内耳や脳、自律神経の異常が隠れていることもあります。ここでは、症状の特徴、応急処置、予防習慣、受診の目安、治療法をわかりやすく解説します。
強いめまいに伴い、胃のむかつきや食欲不振が現れることがあります。吐き気は、自律神経の乱れや脳・内耳の刺激が関係しており、症状が長引く場合は注意が必要です。
まずは座るか横になり、体を動かさず安静を保ちます。深呼吸を繰り返し、自律神経を整えます。室内の明かりを落とし、静かな環境で休むことも効果的です。
無理に食事をとらず、水分補給を優先します。ミントティーやしょうがなど、吐き気を和らげる食品を取り入れることも有効です。
規則正しい食事と十分な水分補給を心がけます。睡眠をしっかりとり、自律神経の安定を図ります。ストレスマネジメントや適度な運動も、症状の予防に役立ちます。
長時間のスマホやパソコン使用を避け、頭を急に動かす動作は控えます。乗り物酔いしやすい人は、酔い止めやアロマを活用することもおすすめです。
めまいと吐き気が突然強く現れ、回復しない場合は緊急対応が必要です。吐き気のほかに激しい頭痛、麻痺、言語障害などを伴う場合も、脳血管疾患の可能性があるため、速やかな受診が求められます。繰り返し起こり、日常生活に支障をきたす場合も医療機関での相談が必要です。
耳鼻科、神経内科、内科が主な受診先です。診察時には、症状の時間帯、持続時間、誘因、併発症状を記録して伝えると、診断の精度が高まります。
抗めまい薬や制吐薬が処方されることがあります。自律神経の安定化を図るため、漢方薬や抗不安薬を併用する場合もあります。
メニエール病やBPPVには耳鼻科的治療(耳石の運動療法など)が行われます。脳血管疾患では神経内科で精密検査と治療が必要です。自律神経失調症の場合は、生活習慣の改善とカウンセリングを併用します。
めまいや吐き気は、軽視できない症状です。強い症状が突然現れる、神経症状を伴う、繰り返し起こる場合は、ためらわず医療機関を受診してください。生活習慣の改善と適切な治療により、再発を防ぎ、安心して日常生活を送ることが可能です。
三菱京都病院顧問 循環器専門医 医学博士 桝田 出
【経歴】
1980年 東京慈恵会医科大学卒業
慈恵医大第3内科、国立循環器病センター、京都大学第2内科などを経て現職。
※このコラムは、掲載日現在の内容となります。掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。