正しい使い方(ネブライザ)

動画で見るネブライザの使い方

メッシュ式

コンプレッサー式

ネブライザの消毒について

洗浄・消毒・滅菌については機器の取扱説明書をご参照ください。

取扱説明書はこちら

煮沸消毒について

A 一般に煮沸消毒可能な材質は下記の材質です。
  • ポリメチルペンテン樹脂(PMP)、ポリサルホン樹脂(PSF)、シリコンゴム(SIゴム)、スチレン系エラストマ樹脂(SEBS)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリフェニレンオキサイド樹脂(PPO)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)
  • 個々のパーツの材質は機器の取扱説明書をご参照ください。
B 煮沸浸漬時間は一般的に10~30分程度(ウイルス性の場合は30分必要)が目安です。
C 材質や経年により多少黄変する場合があります。
(煮沸後清拭すれば黄変しにくくなります。)

薬液消毒について(表-1参照)

A オムロンネブライザのパーツを薬液消毒する際は、各種消毒剤の取扱説明書の注意事項に従って行ってください。
B 消毒剤の浸漬時間は、消毒剤の取扱説明書に従ってください。消毒剤浸漬後は充分水洗いし乾燥を行い、再汚染がないよう保管にもご注意ください。
C 着色された消毒剤(ヒビテン等)の使用は、パーツにより経年にて多少変色することがありますが、物性上は問題ありません。
注意

次亜塩素酸ナトリウム系消毒剤は、各種エアフィルタや噴霧メッシュなどの金属を使用したパーツには使用出来ません。

消毒剤の適用一覧表(表-1)

  • 各消毒剤とも通常の使用頻度で適切に使用したときの評価を示した。
  • 消毒剤の区分(高度、中等度、低度)は、殺菌性能にもとづくもので、E.H.SpauldingまたはW.W.Bond(CDC)の分類による。
  • 対象微生物の中の耐性菌は消毒剤に感受性のなくなった(殺菌できない)細菌をいう。
  • 低度に感ずる消毒剤は殺菌スペクトルが限定され、耐性菌も存在するため、いずれの場合も注意して使用する必要がある。