体組成計の仕組み

微弱な電流で脂肪の割合を推定するBI法(生体インピーダンス法)

オムロンの体重体組成計は、測定時に体に微弱な電流を流し、その抵抗値を計測して脂肪や筋肉率などの体組成を推定しています。この方法は、BI法(Bioelectrical Impedance <生体インピーダンス> 法)と呼ばれています。脂肪は電気をほとんど通しませんが、筋肉や血管など水分の多い組織は電気を通しやすいという性質を利用して、脂肪とそれ以外の組織の割合を推定しているというわけです。
体に流す電流は非常に微弱(50キロヘルツ、500マイクロアンペア)ですので、ビリビリと刺激を感じるようなこともなく、体にも安全です。

体組成データに使用する5つの項目

体組成データを得るためには、(1)電気抵抗値 (2)身長 (3)体重 (4)年齢 (5)性別 の5項目を使い、当社が独自に収集した人体の基礎データから作り上げた推定式を用います。

BI法(Bioelectrical Impedance〈生体インピーダンス〉法) 電気抵抗値を計測して、脂肪や筋肉率など体組成を推定