vol.179 スマホアプリで健康管理を始めよう!

はじめよう!
ヘルシーライフ

新しいことを始めたくなる春、スマホートフォンアプリで健康管理を始めてみませんか?2007年アップル社からiPhoneが発売され、スマートフォン市場は一気に拡大し、現在は全世帯の6割以上が保有しています(※1)。特に若年層(20~30代)は9割以上が保有し、40~50代では7~8割、60代も約4割が保有しています(※1)。
そこで利用したいのが、ヘルスケアに役立つアプリ。歩数計や活動量計、血圧計などと連携し、手軽に健康管理ができるアプリが次々と登場しています。ゲーム感覚で操作できるものもあり、外に出てウォーキングが楽しくなる季節は、楽しみながら健康増進にチャレンジできそうです。
また、3日坊主になりそうなダイエットや禁煙もアプリで進めていくと励みになります。
どのようなアプリがあり、どのように使うのか、アプリの賢い使い方をご紹介しましょう。

vol.179 スマホアプリで健康管理を始めよう!

続々登場するヘルスケアに役立つスマホアプリ

健康に関するスマホアプリは、大きく分けて3つのタイプがあります。歩数計として利用するアプリ、血圧や体重などの数値を管理するアプリ、ダイエットや禁煙、睡眠などをサポートするアプリです。また、体重管理とダイエットサポートなど複数の機能が同時に受けられる多機能アプリも登場しています。
アプリのダウンロードは、主に通常のゲームと同じくiPhone(アイフォン)の場合「アップルストア」、Android(アンドロイド)の場合は「Googleplay(グーグルプレイ)」からダウンロードすることができます。「健康管理」や「ヘルスケア」などのキーワードで検索すると上がってきます。無料のものもありますが途中から課金があるもの、有料のもの、会員制のものなど様々ありますので、それぞれのニーズ合わせて選びましょう。
iPhoneと Androidの両方とも人気が高いのが血圧を管理するアプリ、体重管理とダイエットをサポートするアプリ、睡眠サイクルをサポートするアプリです(2018年4月現在)

アプリ初心者は歩数計アプリや血圧管理アプリから

春は外に出てウォーキングを楽しみたいという方には、歩数計アプリがオススメです。歩いた歩数を管理するだけでなく、ゲームと歩数計が合体したウォーキングゲーム型のアプリも登場しています。例えば、陣取りゲームや宇宙旅行ゲームと合体したアプリなどがあり、ゲームを楽しみながら歩数をのばし、いつのまにか目標が達成できてしまいます。また、ウォーキングした場所を撮影して記録として残し、アルバムとして見返すことができるアプリもあります。
ほとんどが目標達成までの歩数や月、週、日別にグラフ化されたり、消費カロリーが表示されるなど数値的な管理ができるので、運動の成果が認識できます。
スマートフォンで歩数を計測する仕組みは、内蔵された加速度センサーを使います。加速度センサーはスマートフォンの動きや傾きを検知するために内臓されており、自動で画面を縦向き・横向きにしてくれる機能をサポートしています。
さらに、歩数計と並んで人気なのは、血圧を記録するアプリです。測定した血圧(測定は血圧計で行います)をアプリに記録しておくことで、グラフ化したり平均値を表示することができます。血圧と心拍数を記録するシンプルなものから、体重や食事管理なども合体したアプリがあり、自分に合ったアプリを探してみましょう。

活動量計、歩数計、体重計、血圧計とスマートフォンが連動

自分で数値を打ち込むのが面倒という方は、Blutooth®(ブルートゥース)という近距離無線規格を使って転送し、アプリに記録できる機器もあるのでオススメです。Blutooth®になじみがない方でも、一度機器とアプリをつなげてしまえば操作は簡単です。
データをスマートフォンに転送すれば、血圧などのデータ管理ができるだけでなく、飲酒や睡眠不足など生活習慣に該当するアイコンをメモしたり、アラームで服薬の時間を知らせたり、測定した血圧を紙にプリンアウトをしたり、便利な機能が充実したアプリもあるので探してみましょう。
血圧計の他、活動量計、歩数計、体重計、体組成計からデータを転送し管理できるアプリもあります。つながる機器とアプリはそれぞれ異なるので、測定機器メーカーのHPから情報を入手してください。
歩数計や活動量計連動型であれば、歩数や消カロリーなどは機器がカウントするのでスマートフォンの電池の消耗を気にする必要はありません。さきほどの歩数計アプリはスマートフォンを持ち歩いていれば歩数はカウントされますが、バックグラウンドで歩数をカウントしているため電池の消耗が激しいと感じることがあるかもしれません。

メーカーによって血圧計、活動量計、体重計、体組成計が1つのアプリで管理することが可能なものあり、新しい測定機器を購入する場合、アプリとの連動も視野に入れて選択することも大切になってくるかもしれません。
この春からスマホアプリを利用して、健康管理を楽しく続けてみてはいかがでしょうか?

※1 総務省 情報通信白書

このコラムは、掲載日現在の内容となります。掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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