心臓は、縮んだりふくらんだりしてポンプのように動くことで、血液を全身に送り出しています。
心臓が収縮すると中の血液が大動脈に流れ込み、そこから全身に送り出されます。まず、血液の約55%が先に送られ、残りの45%は大動脈がふくらんでたまっています。心臓が収縮したときに動脈にかかる圧が収縮期血圧ですが、短い時間で血液が送られるため、動脈にかかる圧力が高くなり、上の血圧が高くなるのです。
これに対し拡張期では、血液がたまってふくらんでいた大動脈が元に戻ることで血液が末梢の血管にまで送られます。このとき時間がかかって血液が先に送られるため、拡張期血圧も下がるのです。
診察室血圧(病院や検診などで測定した血圧)が140/90mmHg以上、家庭血圧が135/85mmHg以上の場合に高血圧と診断されますが、130/105mmHg(診察室血圧)のように、上下いずれかの値だけが正常範囲より高い場合も高血圧です。特に高齢者では収縮期高血圧といって、拡張期血圧は正常範囲内であるのに収縮期血圧のみが高くなることがあります。これは加齢のために動脈硬化が進んでいることによるものなので、収縮期血圧を下げる治療が必要になります。
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