vol.53

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Q質問

狭心症と心筋梗塞は、どう違うのでしょうか? 心筋梗塞の発作が起きてしまったら、どうすればよいのですか?

A回答

狭心症と心筋梗塞は、原因と症状に共通点がありますが、心筋梗塞は死にいたる可能性がある点でことなっています。狭心症と心筋梗塞の違いを、症状、原因、発作時の対処の3点でみてみましょう。
狭心症と心筋梗塞の症状は、どちらも締めつけられるような胸の痛みが特徴的です。ただし、狭心症の痛みが10分程度でおさまる一時的なものであるのに対して、心筋梗塞の痛みは30分以上も続きます。
次に原因ですが、狭心症も心筋梗塞も多くの場合、心臓の表面を走っている動脈(冠動脈)の血流が悪くなった結果起きます。狭心症は、動脈硬化などが原因で「血管が狭くなる」ものですが、血流が完全にストップしたわけではないので、多くの場合、しばらくすれば発作はおさまります。一方、心筋梗塞は、動脈硬化が進行して「血のかたまり(血栓)が血管に詰まる」もので、血流が完全にストップするため、血液からの酸素供給がなくなって心臓の組織が壊死し、最悪の場合死に至ります。
狭心症と心筋梗塞の発作は、運動や急激な気温の変化、ストレスなどで血流が急激に増した場合に起きやすくなります。胸の痛みを感じたら、イスに座って安静にし、痛みがおさまったら病院へ行きましょう。痛みが10分以上続く場合は心筋梗塞の恐れがあるので、すぐに救急車を呼ぶなどの措置を講じましょう。病院へ着くまでは、楽な体制で絶対安静にしましょう。
狭心症は心筋梗塞の前触れとして起こることもあるので、心筋梗塞を未然に防ぐためにも発作が起こったら、必ず病院で受診しましょう。
  • このコラムは、掲載日現在の内容となります。
    掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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