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動悸とは、自分で心臓の拍動を強く、速く、不規則に感じる状態を指します。「ドキドキする」「バクバクする」「心臓が一瞬ドクンとする」といった感覚が典型的です。
息切れは、少しの動作で「ハアハアする」「息が苦しい」と感じる状態です。呼吸が浅くなり、普段よりも早く息が上がることが特徴です。
心臓や肺の働きが低下すると、血液や酸素を全身に送る能力が落ち、心拍数や呼吸数が増加します。
酸素供給能力や代謝の異常が、動悸や息切れを引き起こします。
特に女性はホルモンバランスの変化で動悸や息切れが起きやすくなります。
安静時でも「何もしていないのに心臓がバクバクする」と感じます。
脈が遅くても、息切れや動悸を感じることがあります。
「心臓が一瞬ドクンとする」感覚で、拍動が抜けたように感じます。
階段や坂道での息切れは、心疾患や肺疾患の初期症状の可能性があります。
手首や首の脈を触り、速さやリズムを確認します。脈が速すぎる、飛ぶ、バラバラなどがある場合は注意が必要です。
心電図、ホルター心電図、血液検査、胸部レントゲン、心エコーなどで原因を調べます。
ホルモンバランスや自律神経の乱れで動悸や息切れが起こります。のぼせや不眠、イライラを伴うこともあります。
脈が速い・遅い・不規則になることで動悸を感じます。息切れやふらつき、失神を伴うこともあります。
心臓のポンプ機能が低下し、全身に血液が回らなくなります。労作時の息切れや慢性的な倦怠感が特徴です。
冠動脈が狭くなる・詰まることで胸の痛みや圧迫感が起きます。動悸・息切れは発作的に出ることが多く、重症化すると命に関わります。
肺の働きが低下し、体に酸素を取り込めなくなります。息切れが強く、動悸や咳・発熱を伴うこともあります。
深呼吸を行い、姿勢を整えて静かな場所で休みます。
脱水や刺激物によって症状が悪化することがあります。
睡眠・栄養・運動のバランスを整えます。
趣味やリラックス法を取り入れ、心のケアを意識します。
動悸や息切れは一時的なこともありますが、重大な疾患のサインである場合もあります。胸痛や失神を伴う場合、安静でも改善しない場合は、ためらわず医療機関を受診してください。症状の記録と生活習慣の見直しは、原因特定と再発予防に役立ちます。
三菱京都病院顧問 循環器専門医 医学博士 桝田 出
【経歴】
1980年 東京慈恵会医科大学卒業
慈恵医大第3内科、国立循環器病センター、京都大学第2内科などを経て現職。
※このコラムは、掲載日現在の内容となります。掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。