肩こりによるめまいの対処法と予防策|日常ケアと受診の目安・治療法を紹介

脳卒中・脳梗塞 治療・リハビリ
肩こりに伴うめまいは、筋肉の緊張や血流障害、自律神経の乱れなど複数の要因が関与します。ここでは、肩こりによるめまいの特徴、対処法、予防策、受診の目安、治療法について詳しく解説します。
vol. 肩こりによるめまいの対処法と予防策|日常ケアと受診の目安・治療法を紹介

肩こりに伴うめまいの特徴

肩こりによるめまいは、ふわふわとした持続的な感覚が特徴で、立ち上がりや長時間同じ姿勢の後に起きやすい傾向があります。回転性は比較的少なく、脳や耳の疾患との区別が必要です。首を動かすとめまいが強まることもあり、頭重感や集中力の低下、目の疲れを伴う場合があります。

肩こりによるめまいが起きたときの対処方法

めまいを感じたときの行動と注意点

症状が出たら、まず安静にして横になるか、転倒しないように座りましょう。深呼吸をしてリラックスし、明るすぎる場所や画面の光を避けて休息を取ることが効果的です。

肩こり緩和のためのセルフケア

肩や首を温めることで血流が改善します。蒸しタオルや入浴を取り入れ、肩甲骨まわりや首のストレッチを定期的に行いましょう。眼精疲労がある場合は、目の休憩やアイマスクも有効です。

肩こり・めまいを防ぐための生活習慣・姿勢改善

姿勢と作業環境の見直し

パソコンの高さを目線に合わせ、デスクワーク中は1時間ごとに肩回しや首のストレッチを取り入れます。枕の高さや寝具の選び方も重要です。

生活習慣でできるセルフケア

睡眠の質を上げるために寝る前のスマホ使用を控え、バランスの良い食事と十分な水分補給を心がけます。ストレスをため込まないために、趣味やリラックスできる時間を確保することも大切です。

肩こり以外の原因が疑われるめまいの特徴

受診の目安となる症状

  • めまいが急激に起こる、繰り返す、長時間続く
  • 手足のしびれ、言葉が出にくい、強い頭痛を伴う
  • 動いていないのにグルグル回る感覚がある

受診の際に相談すべき診療科と伝えるべきこと

耳鼻科、脳神経内科、整形外科、内科が対象になることが多いです。肩こりの状態や生活習慣、発症タイミングなどを記録して伝えると診察がスムーズです。

肩こりによるめまいの治療方法

原因に応じた薬物療法や理学療法

筋緊張を緩めるための消炎鎮痛薬や筋弛緩剤が処方されることがあります。血流改善を促す漢方薬や自律神経安定薬も有効です。さらに、温熱・電気治療などの物理療法や、鍼灸、整体などの補完療法が取り入れられる場合もあります。

生活改善とリハビリの導入

姿勢改善と肩まわりのストレッチを習慣化し、デスク環境やスマホの使い方を見直しましょう。日常的に肩こりの程度やめまいの発生を記録することで、再発防止に役立ちます。



まとめ

肩こりによるめまいは、生活習慣や姿勢の改善で予防できる場合もありますが、症状が長引く、悪化する、神経症状を伴う場合は早めに医療機関で検査を受けることが重要です。適切な治療とセルフケアを組み合わせることで、再発を防ぎ快適な生活を取り戻すことができます。




記事監修

三菱京都病院顧問 循環器専門医 医学博士 桝田 出
【経歴】
1980年 東京慈恵会医科大学卒業
慈恵医大第3内科、国立循環器病センター、京都大学第2内科などを経て現職。


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