更年期のめまいの対処法と予防法|セルフケア・生活習慣・治療を解説

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更年期に起こるめまいは、ホルモンバランスの変化や自律神経の乱れが主な原因です。ここでは、めまいが起きたときの対処法、予防策、受診の目安、治療方法について詳しく解説します。
vol. 更年期のめまいの対処法と予防法|セルフケア・生活習慣・治療を解説

更年期に見られるめまいの特徴

更年期のめまいは、動悸や息切れ、ほてり、倦怠感など他の症状と併発することがあります。タイプは、周囲がグルグル回る回転性、フワフワ・ユラユラする浮動性、急に視界が暗くなる立ちくらみ型などがあり、症状の現れ方は人によって異なります。

めまいが起きたときの対処方法

すぐにできる対処方法

症状が出たら、まず安静にし、座るか横になって転倒を防ぎます。深呼吸をして落ち着きを取り戻し、強い光やスマホ画面から目を離して休むことも効果的です。

再発を防ぐ生活の見直し

連続作業を避けて目と脳を休める時間を作り、無理な姿勢や睡眠不足を解消しましょう。脱水や低血糖を防ぐため、定期的な水分と食事の摂取も重要です。

めまいを起こさないための生活習慣

自律神経を整える生活習慣

ウォーキングやヨガ、ストレッチなど適度な運動を取り入れ、就寝前のスマホやカフェインを控えて睡眠の質を高めます。趣味やリラックスできる時間を意識的に確保することも効果的です。

ホルモンバランスをサポートする食生活と工夫

大豆イソフラボンやビタミンE・B群を含む食品を取り入れ、鉄分やマグネシウムの補給で貧血や神経の安定にも配慮します。無理なダイエットや偏食は避け、バランスの良い食事を心がけましょう。

医療機関で相談すべきめまいの特徴

受診の目安となる症状

  • めまいが頻繁に起こる、または長時間続く
  • 強い頭痛、ろれつが回らない、手足のしびれを伴う
  • 耳鳴りや難聴、視覚異常を伴う場合

相談すべき診療科と伝えるべき情報

婦人科、更年期外来、耳鼻科、内科などが対象です。めまいのタイプや発生状況、他の更年期症状の有無を記録して持参すると診察がスムーズです。

更年期のめまいに対する治療方法

ホルモン補充療法(HRT)の活用

エストロゲンを補うことで自律神経の安定が期待できますが、適応や副作用のリスクについては医師と十分に相談が必要です。

薬物療法とサプリメントの併用

自律神経調整薬や抗不安薬、漢方薬が処方されることがあります。大豆イソフラボンやGABAなどのサプリで症状緩和を図るケースもあります。

生活療法とストレスケアの実践

規則正しい生活を基本に、瞑想や呼吸法などのリラクゼーション法を取り入れましょう。カウンセリングや認知行動療法による心理的ケアも有効で、運動・栄養・睡眠の3本柱をベースに体質改善を図ります。



まとめ

更年期のめまいは、ホルモン変化や生活習慣の影響が複雑に絡み合っています。症状が続く場合は早めに医療機関で相談し、ホルモン療法や薬物療法とともに、運動・食事・睡眠を整えるセルフケアを実践することで、心身の安定と快適な生活を取り戻すことができます。




記事監修

三菱京都病院顧問 循環器専門医 医学博士 桝田 出
【経歴】
1980年 東京慈恵会医科大学卒業
慈恵医大第3内科、国立循環器病センター、京都大学第2内科などを経て現職。


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