【30代~50代の父親世代に聞いた、運動会に関する意識調査】運動会が約3年ぶりに再開!今年、競技に参加したい人は74%!
「想像していたほど身体が動かなかった」「はりきりすぎた」の声多数
オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:岡田 歩、以下当社)は、幼稚園・保育園~小学校3年生までの子どもがいる、運動会参加経験のある全国の父親30代~50代1,056人を対象に、運動会に関する意識調査(以下本調査)を実施しました。
コロナ禍による自粛生活も縮小し、様々な学校行事が再開されはじめ、運動会も通常のプログラムに戻ってきています。秋の運動会シーズンを前に、今まで運動会に参加したことがある父親世代を対象に、競技の参加経験や、競技に出場した際の転倒・怪我の経験、運動習慣について質問しました。
本調査では、競技に参加したことのある人は約60%にのぼり、出場理由としては「家族が喜ぶ顔を見たい(49.0%)」が最も多く、「子どもや配偶者にかっこいいところを見せたい(25.2%)」などの声も聞かれました。また、競技に参加したことのある人のうち、転倒や負傷したことがある人は約12%いることがわかりました。転倒や負傷をした人は、「想像より身体が動かなかった」や「準備運動をしなかった」「はりきりすぎた」と回答しており、日頃の運動不足の状況から、転倒や負傷に繋がっていることがわかりました。約3年ぶりに運動会が再開され、今年(今後)競技に参加したいと回答した人は74%にのぼり、4人に3人の父親が競技への参加意向をもっていることがわかりました。
調査結果をもとに、京都大学大学院医学研究科 青山朋樹教授からのアドバイスや解説、おすすめのストレッチ方法をご紹介します。
調査結果のまとめ
- 運動会の競技に参加したことがある人は約60%
- 運動会の競技に参加した理由は「家族が喜ぶ顔を見たい」「子どもや配偶者にかっこいいところを見せたい」という声も
- 競技中に転倒や負傷をしたことがある人は10人に1人。思い当たる理由は「想像していたほど身体が動かなかった」
- 転倒や負傷をした競技は「リレー」が1位
- 今年、運動会の競技に参加したい人は74%にのぼり、参加の際に気を付けたいことは「準備運動」「はりきりすぎない」
- 普段の運動習慣は「ほとんどしていない」が、理想の運動習慣は「週2~3回」
調査結果の詳細
1. 運動会の競技に参加したことがある人は約60%
運動会に参加したことがある人のうち、競技に出場したことがある人は57%となり、半数以上が競技に参加したことがあると回答。40代の参加経験率が60.6%と最も高く、続いて30代で58.7%となりました。今回最も低かった50代でも51.8%と2人に1人が参加していることがわかりました。
2. 運動会の競技に参加した理由は「家族が喜ぶ顔を見たい」「子どもや配偶者にかっこいいところを見せたい」という声も
出場理由としては、「家族が喜ぶ顔を見たい(49.0%)」が最も多く、次いで「子どもの学校・園行事には積極的に参加したいから(37.5%)」「学校・園の活動に参加したい(31.1%)」となりました。また、「子どもや配偶者にかっこいいところを見せたい(25.2%)」と続き、家族の前ではりきりきってしまうという気持ちが浮き彫りとなりました。一方で、参加したくない理由としては、「とくに理由はない(34.1%)」に続き「動ける気がしない(27.8%)」とあきらめ層の父親も4人に1人程度存在することがわかりました。
3. 競技中に転倒や負傷をしたことがある人は10人に1人。思い当たる理由は「想像していたほど身体が動かなかった」
全体の11.6%が「競技参加中に転倒や負傷をしたことがある」と回答。負傷の内容は「転倒(大きなケガはなし)(52.9%)」が最も多く、「すり傷、切り傷(50%)」「打撲(28.6%)」でした。また、転倒や負傷をした理由として思い当たることは、「想像していたほど身体が動かなかった(70%)」と回答した人が最も多く、「はりきりすぎた(31.4%)」と回答した人も3割にのぼり、自分の実力を超えても家族のために頑張る人も多いことがわかりました。
4. 転倒や負傷をした競技は「リレー」が1位
転倒や負傷をした競技のトップ3は「リレー(55.7%)」が1位。次いで「障害物競走(28.6%)」、「徒競走(27.1%)」となりました。転倒や負傷した際のエピソードとしては、「だんだん疲れてきて足がもつれてしまった。気持ちは前に進むつもりだが、思うように動かなかった。」「カーブでバランスを崩して転んだ。」「障害物を避けきれなかった。」「スタートダッシュで盛大に転んだ。」などがあり、足がもつれて転んだ・バランスを崩したという回答が多く寄せられました。
5. 今年、運動会の競技に参加したい人は74%にのぼり、参加の際に気を付けたいことは「準備運動」「はりきりすぎない」
今年もしくは今後、運動会の競技に参加したい人は74.4%となり、多くの父親が参加意向を示していることがわかりました。参加する際に気を付けたいことは「準備運動をする(54.1%)」「張りきりすぎない(48.1%)」「日頃から運動習慣をつける(42.2%)」が40%以上となりました。参加したくない理由としては「動ける気がしない(27.8%)」や「運動不足(20.7%)」が多く、自身の体力を不安視する人が多いことがわかりました。
6. 普段の運動習慣は「ほとんどしていない」が、理想の運動習慣は「週2~3回」
普段の運動習慣では、ほとんどしていない人が約40%にのぼり、運動習慣がない人が多いことがわかりました。ほとんど運動をしていないと回答した人だけで見ると、週1回以上の運動習慣を理想と回答した人が全体の約75%にのぼり、週2~3回が35.1%と最も多い結果となりました。このことから、普段運動していない人の4人に3人が理想と現実とのギャップを抱えていることがわかりました。
京都大学大学院医学研究科 青山 朋樹教授 コメント
10月の運動会のあとは、お父さん世代の外来受診が増える傾向があります。そのなかでも転倒による身体の痛みや打撲などが多く、重症のケースでは骨折や靭帯、腱断裂している場合もあります。診察すると、運動会などで急に動いたことが理由で、普段の運動不足が原因の人も多くいます。普段から運動不足の人は自分の意識程、身体が動かないことも多いので注意が必要です。特に若いころ運動をやっていて運動不足になっている人は自分の成功イメージと現在の実力のギャップが大きく要注意です。
また、調査から仕事中に座り姿勢の人が多いことがわかりました。座り姿勢が多い人は、脚や腰の筋力が低下していることがあります。なぜなら、姿勢が前かがみになることが多く、腰回りが凝り固まり動きづらくなるからです。こうした状況のなかで、リレーや障害物競走など全身を使う運動を急にすると、思ったように身体が動かきません。
怪我を防ぐためには、日頃の運動習慣が大切です。週に最低でも2回は30分程度の運動とストレッチを行うことで、改善に繋がります。ただ、直前に行えばよい訳ではなく、日頃からの継続した運動で動ける身体をつくっておくことが重要です。
青山朋樹教授がおススメする自宅でできる簡単ストレッチ
~おすすめの動的ストレッチ3種類~
ウォーミングアップで行う効果的なストレッチとして、動的ストレッチがあります。ダイナミックストレッチとも呼ばれ、全身をダイナミックに動かしながら関節や筋肉を伸ばしていくのが特徴です。おなじみのラジオ体操も動的ストレッチのひとつに数えられます。ただし、大きな反動をつけすぎると、関節や筋肉を痛めてしまい、かえって逆効果になるので注意しましょう。無理せず、気持ちいい程度に伸ばすことが大切です。
1. もも上げ
立った状態で、反動をつけながら片足ずつ太ももを高く上げます。背中が丸くならないように意識しながら、左右20回ずつ行いましょう。
2. 振り上げ運動
立ち上がって、両手を大きく振り上げ、片足を前後に大きく振り上げます。左右20回ずつ行います。
3. 逆向きランジ+ひねり
立った状態から片足を大きく一歩後ろに引いて、膝を直角に曲げます。前足の方向に上半身をひねり、反対側の手を真上に伸ばします。一度元に戻したら、反対も同様に行いましょう。左右交互に15回×2セット。
引用元URL:https://www.healthcare.omron.co.jp/pain-with/sports-acute-pain/sprain-prevention/
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URL:https://www.healthcare.omron.co.jp/product/hvf/hv-f081.html
調査の概要
調査目的 | 運動会参加競技での、転倒や負傷の実態について調査 |
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調査対象 | 全国の幼稚園・保育園~小学校3年生までの子どもがいる、運動会参加経験のあるお父さん世代 1,056人 男性 30-39歳 346人 男性 40-49歳 353人 男性 50-59歳 357人 |
調査エリア | 全国 |
調査方法 | インターネット調査 |
調査期間 | 2023年9月15日(金)~2023年9月19日(火) |
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