オムロンの血圧計
血圧が気になったら家庭で血圧測定
家庭で簡単に正確に測定するための機能が充実
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●ぐるぐるタイプ(回転型)
自分自身がぐるぐる回っている感じがする。また、周りの景色も回っているように感じる。
●ふわふわタイプ(動揺型)
足が地についていない感じがする。また、からだ全体がふわふわと漂っているようにも感じる。
●気が遠くなるタイプ(失神型)
目の前が暗くなり、気が遠くなる感じがする。あるいは実際に気を失ってしまう。
(※1)立ち上がったときなどにふらつく「立ちくらみ」も、めまいのひとつとされることもあります。これは、急激な血圧の低下などが原因で起こります。
めまいとそのほかの症状から、次のような病気の可能性を知ることができます。あくまでも目安ですが、早期受診をするための参考にしましょう。
●めまいのみ
起立性低血圧(脳性貧血)、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、脳梗塞
●手足のしびれ、強い頭痛、視覚障害、ろれつが回らない
動脈硬化、一過性脳虚血発作、脳梗塞、脳出血
●耳鳴り、難聴、吐き気
メニエール病、突発性難聴
(※2)このほか脳腫瘍、自律神経失調症、更年期障害、貧血、過労、薬の副作用(降圧薬や向精神薬など)によっても、めまいを起こすことがあります。
(※3)椎骨脳底動脈循環不全は、一般に60歳以降に多くみられますが、高血圧や高脂血症などがある場合には、中年期から注意が必要です。
耳の奥にある耳石(じせき)という小さな石が、なんらかの理由で三半規管に入り込むことで起こります。頭を動かしたり、寝返りをうったときなどにめまいが起こりやすくなります。放っておくとめまいを繰り返すので、耳鼻科で検査を受け、耳石をもとの位置に戻す治療(運動療法)を受ける必要があります。
三半規管の近くにある前庭神経が、なんらかの原因で炎症を起こす病気です。原因はわかっていませんが、ウイルス性のものと考えられ、風邪をひいたときに起こりやすいので注意が必要です。前庭神経炎の場合、急に回転性の強いめまいが起こり、2~3日続くこともあります。早めに受診して、炎症を抑える薬などによる治療を受ける必要があります。めまいが治まった後も、しばらくからだがふらつくなどの症状が残りやすいため、平衡感覚を改善するリハビリをきちんと受けるようにしましょう。
(※4) メニエール病のめまいでは、75%の人が回転型のめまいを感じています。また、聴覚の異常のほかに、頭痛や肩こりを訴える人もいます。
めまいが起こったら、転倒などの危険を避けるため、しゃがむ、横になるといった姿勢をとりましょう。しばらく安静にするのがいちばんですが、耳に異常を感じた場合には、そちらの耳を上にして横向きに寝ると楽になるケースが多くみられます。また、光の刺激を避けるため、部屋を暗くする、厚手のタオルや服などで目を覆うといった対応も効果があります。
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