vol.118

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Q質問

今のところ血圧は正常ですが、高血圧を予防するために食塩を摂りすぎないようにしたいと思っています。食塩の量の目安はどれくらいでしょうか?

A回答

日本高血圧学会では、血圧が正常な人にも高血圧予防のために食塩摂取量1日6g未満を推奨しています。
高血圧の治療では食塩の摂取量の制限が重要であることはよく知られています。また、食塩の摂取を減らすことは、血圧が正常な人にとっても高血圧予防のために大切であると考えられています。

このことから、日本高血圧学会では高血圧を治療中の人だけでなく、血圧が正常な人に対しても食塩摂取目標量を1日6g未満とし、減塩を勧めています。一般の人にも減塩を推奨する取り組みは、イギリスやアメリカをはじめとした欧米でも進んでおり、これらの国でも一般の人に6g未満を勧めているほか、世界保健機関(WHO)では世界の人の食塩摂取目標量を5g未満としています。これに対し、日本人の食塩摂取量は以前に比べると減少傾向にあるものの、平成23年の国民健康・栄養調査では1日の食塩摂取量は10.4gと報告されており、日本ではまだ食塩を摂りすぎている人が多いのです。
食塩摂取量が3g減少すると約3mmHgの収縮期血圧の低下が期待でき、さらに脳卒中などの心血管病の減少につながります。血圧が正常な人も、1日6g未満を目標にして減塩に取り組みましょう。

日本高血圧学会では、1日の食塩摂取量を6g未満、カロリー摂取量を1850kcal前後にした減塩食レシピの冊子「高血圧患者さんのための減塩食レシピ」を発行しています。参考にしてみるとよいでしょう。
  • このコラムは、掲載日現在の内容となります。
    掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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