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日本では、約4300万人の高血圧症患者がいるといわれています。そのままにしていると、心臓病や脳卒中などの重大な病気に結びつく可能性もあるので、注意が必要です。
一口に高血圧といっても、さまざまな高血圧があります。高血圧治療ガイドライン2019では、高血圧診断は「診察室血圧」と「診察室外血圧」のそれぞれの診断により、「非高血圧」「白衣高血圧」「仮面高血圧」「持続性高血圧」の4種類に分類されています。
血圧は、測定場所によって、診察室血圧と家庭血圧に分けられます。診察室血圧とは、文字どおり、病院の診察室で測定した血圧です。一方、家庭用の血圧計や24時間携帯型自動血圧計(ABPM)で測定した血圧を診察外血圧と呼びます。
血圧はストレスや身体活動などさまざまな要因で変動するため、診察室血圧と診察室外血圧は必ずしも一致するわけではありません。いずれもそのときの正しい測定値ですが、診察室では緊張して高くなる人が少なからずいます。
そのため、診察室血圧と診察外血圧の測定結果に誤差が生じた場合、診察外血圧が優先されることになっています。
検診や診察室における血圧値では140/90mmHg、家庭血圧やABPMでは135/85mmHgを超えた場合に高血圧と判断されます。
診察室血圧と診察室外血圧、それぞれの診断結果によって、血圧は「非高血圧」、「持続性高血圧」、「白衣高血圧」、「仮面高血圧」の4つに分類されます。
■ 本態性高血圧と二次性高血圧
高血圧は、原因がはっきりしない本態性高血圧と、原因が特定できる二次性高血圧に分けられます。
日本人の高血圧の約90%は本態性高血圧といわれており、食生活、ストレス、過労、肥満、遺伝などのいくつかの要素が複雑に絡み合って発症するのではないかと考えられています。一方、二次性高血圧は、ホルモン異常や心臓病、腎臓病など、特定の病気によって起こります。
この2つは治療方法が大きく異なるので、高血圧と診断されたら、自分の高血圧がどちらのタイプなのか知ることが大切です。
※このコラムは、掲載日現在の内容となります。掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。