早朝高血圧と超悪玉コレステロールに注意を!

心疾患には、肥満や高血圧、糖尿病、脂質異常症など、多くの生活習慣病がかかわっています。なかでも心筋梗塞の場合には、早朝高血圧と超悪玉(小型LDL)コレステロールが、大きな原因となりやすいことがわかっています。

早朝高血圧と心筋梗塞

一般に心筋梗塞は、起床前後から午前中に起こりやすい傾向がみられます。これは日常の活動に備え、起床前後から私たちの血圧が上昇するためです。
とくに早朝高血圧といって、起床前後に血圧が急上昇し、正常値を超えるタイプの人は、心臓や血管に急激な負担がかかり、心筋梗塞などを起こしやすいので注意が必要です(早朝高血圧の詳細については、「高血圧」の章を参照ください)。
早朝高血圧は、その名のとおり朝早くに起こる血圧変動なので、病院の血圧測定だけではわかりにくい面があります。血圧が高めの人は、日頃から家庭血圧を測定し、自分が早朝高血圧タイプかどうかチェックすることが大切です。

超悪玉コレステロールと心筋梗塞

コレステロールには、善玉(HDL)と悪玉(LDL)があることはよく知られています。このうちの悪玉(LDL)コレステロールが多いと、脂質異常症のリスクが高くなります。
とくに小型LDLタイプは、血管内壁に入りやすく、また酸化されて動脈硬化を促進するため、超悪玉と呼ばれています。
この超悪玉(小型LDL)コレステロールが多い人ほど、心筋梗塞を起こしやすい傾向がみられるので、注意が必要です。
定期健診などでコレステロール、とくに悪玉(LDL)コレステロールが多いといわれた人は、超悪玉(小型LDL)コレステロールについても検査を受けておくようにしましょう(超悪玉コレステロールの詳細は、「脂質異常症」の章を参照ください)。


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