妊娠高血圧症候群と判断される基準値は、最高血圧/最低血圧どのくらいですか?判断は血圧値だけですか?
最高血圧が140mmHg以上、または最低血圧が90mmHg以上、またはその両方の場合は高血圧といえます。
妊娠高血圧症候群*は、妊娠20週から分娩後12週までに高血圧がみられる、または、高血圧にたんぱく尿をともなう場合で、他の合併症(腎機能の低下た妊娠糖尿病など)によらないものをいいます。検査は、血圧測定と尿検査です。血圧は6時間以上の間隔をおいて測定され、最高血圧が140mmHg以上、または最低血圧が90mmHg以上、またはその両方の場合に高血圧と診断されます。
*日本産科婦人科学会の定義:妊娠20週以降、分娩後12週までに高血圧を発症した場合、または、高血圧にたんぱく尿を伴う場合のいずれかで、かつこれらの症状が、単なる妊婦の偶発合併症ではないものをいう。