子供を産んだ人と産んでいない人で更年期の症状の差はありますか。 | オムロン式美人

子供を産んだ人と産んでいない人で更年期の症状の差はありますか。

出産経験の有無が更年期症状に影響するということはありません。それよりも、若いうちから更年期のヘルスケアについて正しい知識を身につけておくことが大切。それが更年期症状を悪化させない大事なポイントになります。

同じ更年期でも、問題なく過ごせてしまう女性もいれば、寝込むほどつらい症状に悩まされてしまう女性もいます。それはなぜでしょう?
1つは、ホルモン変動に対する感受性の違いがあります。同じ妊娠中でも、つわりの重い人と軽い人がいますし、同じ月経周期でも月経前症候群(PMS)の症状に悩まされる人もいれば、まったく症状がない人もいます。更年期も同じで、ホルモン変化にどれだけ敏感かによって、症状のあらわれ方が違ってくると考えられます。また、ホルモン変動への感受性に加え、体調やストレスなどの環境要因が複雑に絡み合って、症状が悪化します。
くり返しになりますが、出産経験の有無は、更年期の症状に影響しません。

<婦人科のかかりつけ医を持ちましょう>

更年期は誰にでも訪れます。その時期をいかに快適に過ごすかは、知識の差も大事なポイントになります。更年期のヘルスケアについて正しい知識ある人とない人では、対処法も違ってくるからです。
若いうちから婦人科検診をきちんと受け、婦人科にかかりつけ医を持っておくことも大切ですね。知らない女性も多いのですが、更年期の症状は婦人科で診てもらえますし、あまりにもつらい症状(更年期障害)は治療できます。女性特有の病気や症状は女性ホルモンの変動と強く関係していますから、女性の性差医療に詳しい婦人科や女性のための総合診療を行っている婦人科に、気軽に相談してみてください。

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