若いころからずっと低血圧ですが、更年期に入って高血圧になることもありますか?
はい、あり得ます。40代で3人に1人、50代で半数の人が年齢と更年期の影響で高血圧に該当するといわれています。
女性の更年期の血圧は不安定、若いころ低血圧だった人でもなる可能性が増えます。
50代は気持ちもカラダも揺れる年代、更年期高血圧は一般的な高血圧の原因とされる、血液量が増加したり、動脈硬化など血管壁が硬くなって血流への抵抗性が高まることによるものとは異なり、ホルモンバランスの乱れから自律神経に影響することが原因とされています。ふつうの高血圧とは違う面もあるので、特徴や対策を知っておくことが大切です。ホルモンの減少は、高血圧だけでなく、骨粗しょう症や脂質異常症などのトラブルを起こしやすくします。更年期ならではの特徴や対策への理解を深めましょう。