更年期や閉経が近づくと、月経に変化はありますか?
40代後半~50代で月経周期や経血量が乱れてきたら、そろそろ閉経が近いサインです。
卵巣の機能が衰えてくると、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)が不規則に変化し、月経周期がばらつき排卵を伴わない月経が起こりやすくなります。すると生理のサイクルが短くなったり、長くなったり、経血量が少なくなったりするのです。
逆にナプキンからもれるほど、大量出血が起こったり、だらだらと出血が続いたりすることもあります。しかし、出血があまりにも多い、いつまでも出血が止まらないといった場合は、ホルモン治療薬で止血することも可能です。がん検診をうけていない人は子宮頸がんや子宮体がんの検診も受けるようにしましょう。更年期障害と決めつけず、まずは重大な病気がないか病院で検査してもらいましょう。