更年期のはじまりのサインは、どんな症状がありますか?
更年期のはじまりのサインはさまざまですが、月経サイクルが短くなる頻発月経や周期のばらつき、ほてり、のぼせ、疲れやすいなどが一つの目安になります。
卵巣機能の衰えにより卵胞の数が減ってくると、一般的にはまず月経サイクルが短くなる(頻発月経)ことからはじまり、月経の日数が短くなる、少量の出血が長く続くといった月経不順が起こることが多いようです。
女性ホルモンは脳からの指令によって卵巣から分泌されますが、卵巣の機能が低下すると脳からの指令に応えられなくなります。すると、視床下部が興奮し、ホルモンと関連して動く自律神経が乱れやすくなって、ほてりやのぼせ、発汗など、いわゆる「自律神経失調症状」があらわれます。