更年期を迎える前(30〜40代)に、知っておいたほうがよいことはありますか?
ホルモンの仕組みと働きについて理解を深めましょう。
普段から自分のからだの状態を把握しておくことが大切です。
まずは、基礎体温を毎日計測することから始めてみてください。基礎体温を測ることで、排卵日や月経開始日などが予測できるようになり、体調の変化に気づきやすくなります。また、女性特有の病気の早期発見にもつながることもあります。
更年期を迎えると、自律神経の乱れから血圧の乱高下が起こりやすくなることがあります。
更年期以降の健康維持のためにも、ぜひ、普段から基礎体温や血圧を測定する習慣を身につけて、変動を知りましょう。
閉経後の女性は子宮体がんなどの婦人科の病気のリスクが高くなるため、がん検診や婦人科の検査を定期的に受けることが望ましく、普段から通院できるかかりつけの婦人科医を見つけておくことが大事です。受診の際にからだの基本的な情報を聞かれますが、基礎体温表や血圧管理表があれば、スムーズにコミュニケーションがとれるでしょう。