年齢によって月経に変化はありますか。 | オムロン式美人

年齢によって月経に変化はありますか。

女性の体は、女性ホルモンの働きによって年齢とともに変化していきます。それに伴って月経も変化します。

女性の体は、思春期に入り女性ホルモンが分泌されると月経が始まります。最初のうちは周期も不安定で、2〜3ヵ月月経がこないこともめずらしくありません。生理痛も起こりやすくなります。しかし、思春期後半になると卵巣の機能も成熟してくるので、徐々に月経周期は安定していきます。

続いて20代〜30代は性成熟期。妊娠・出産に最も適した時期で、月経周期も安定。生理痛も軽くなり、心身ともに安定期に入ります。同時に、月経がちゃんとあるということは、常に女性ホルモンの変動にさらされているということになるので、子宮筋腫や卵巣嚢(のう)腫のほか、生理前のイライラや不調=PMS(月経前症候群)も起きやすい年代と言えます。

30代後半になると、少しずつ女性ホルモンの分泌が低下し、月経にも変化がみられます。月経周期が短くなったり、量が少なくなったりする人が多いようです。その後、40代半ばごろから更年期に入ると、頻発月経や月経不順を繰り返すようになり、やがて月経回数が減ってきて閉経を迎えます。

個人差はありますが、このような変化を知っておくと、月経トラブルや婦人科系の病気の発見にも役立つでしょう。

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