30代になり、婦人科系の病気になる友達が増えてきました。症状はありませんが、婦人科健診に行かなくてはいけないものでしょうか。
もちろんです。30代は心身ともにさまざまな変化を感じる年代です。年齢を重ねるとともに婦人科系の病気にかかるリスクが高いので、1~2年に1回は検診を受けましょう。
30代は結婚、出産、仕事の立場の変化など、人生が目まぐるしく変化して、疲れを感じやすい時期です。ストレスや疲れから、PMS(月経前症候群)や生理不順などが起こりやすい状況になっています。また、30代になると、子宮内膜症や子宮筋腫といった婦人科系の病気にもかかりやすく、子宮頸がんの発症も増えていくので早くみつけたいもの。婦人科系の病気は自覚症状がないまま進行していることが多いので、2年に1回は婦人科検診を受けましょう。とはいえ、毎日を忙しく過ごしていると、自分のことはつい先延ばしにしてしまいがち。検診に行く習慣のない人は、ご自身の誕生日に「自分へのプレゼント」として、からだの健康状態を調べてもらってはいかがでしょうか。
検診目的で婦人科を受診した場合は、全額自費診療になります。婦人科検診にかかる費用は、病院や検査の内容によって異なります(1~2万円)ので、事前に調べてから受診しましょう。子宮がん検診の場合、自治体によっては無料や低料金で実施しているところもあるので、問い合わせてみましょう。