生理痛のたびに薬を飲んでいると、鎮痛剤が効きにくくなるの? | オムロン式美人

生理痛のたびに薬を飲んでいると、鎮痛剤が効きにくくなるのでしょうか。

用法・用量を守り、短期間の服用であれば効かなくなることはありません。

生理痛薬(鎮痛剤)の服用は、用法・用量を守り、毎月生理のとき数日〜1週間程度飲む場合は全く問題ありません。しかし、生理痛に加えて頭痛持ちだったりすると、鎮痛剤の服用回数も増えていきがちです。1ヵ月に10日以上鎮痛剤を飲んでいるような場合では、かえって痛みに対して敏感になってしまったり、薬に依存するようになる可能性があります。こうしたことは、市販薬でも処方薬でも起こり得ます。「生理痛がひどくなってきた」「用法・用量内での服用では痛みが治まりにくい」と異常を感じたら、婦人科などで相談してみましょう。

 

効かせるコツは飲むタイミング

生理痛がつらいのに、「薬を飲むのがくせになりそうだから……」と、痛くてどうしようもなくなるまで鎮痛剤の服用を我慢する人がいますが、その飲み方は間違いです。鎮痛薬には、痛み物質であるプロスタグランジンの産生を抑える働きがあるので、プロスタグランジンが大量に作られる前、つまり痛みが本格的になる前に飲んだほうが効果的なのです。鎮痛剤は、「そろそろ痛くなりそう」と思ったときに早めに飲むようにしましょう。

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