更年期症状としてあらわれる動悸には、どんな症状が出るのでしょうか?
更年期の動悸は急なドキドキや脈の乱れなど多様な症状として現れます。
更年期にみられる動悸は、女性ホルモン(エストロゲン)の低下で自律神経の働きが不安定になることが大きな原因です。自律神経は心臓の拍動を調整しているため、そのバランスが崩れると心臓が必要以上に速く動いたり、不規則に拍動したりします。その結果、突然胸がドキドキする、脈が速く打つ、脈が飛ぶように感じるといった症状が出やすくなります。
症状の出方は人によってさまざまで、数分程度で自然に落ち着くこともあれば、夜間や安静時に急に起こり不安感を伴うこともあります。また、動悸に加えて息切れ、めまい、胸の圧迫感、不安感や焦燥感を感じる方もいます。これらは更年期の自律神経症状としてよくみられますが、症状が長く続く、強い胸痛や失神を伴う場合には、心臓病(不整脈や狭心症など)が隠れている可能性もあります。
更年期の動悸は一時的なことも多いですが、生活の質に影響する場合があります。気になるときは自己判断せず、婦人科や循環器内科で相談してみましょう。家庭用の心電計には、携帯しやすいモデルなど日常的に脈の状態を記録できる機器もあります。症状が出たときの状態を記録しておくと、医師との問診時にも役立ちます。


