閉経後に増える病気やリスクにはどんなものがありますか?
閉経後はホルモンの減少により、骨や血管の病気のリスクが高まります。
閉経を迎えると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が大きく減少します。エストロゲンは骨や血管、皮膚などを守る働きをしているため、その影響で体のさまざまな部分に変化が起こります。代表的なのは骨粗しょう症と動脈硬化です。エストロゲンが減ると骨のカルシウムが失われやすくなり、骨密度が低下して骨折しやすくなります。また、血管をしなやかに保つ力が弱まることで、高血圧・脂質異常症・心筋梗塞・脳卒中などの生活習慣病リスクも上がります。
そのほか、膣や尿道の粘膜が乾燥して膣炎・尿もれ・頻尿が起こりやすくなるほか、皮膚の乾燥や気分の落ち込み、睡眠の質の低下なども見られます。
これらは誰にでも起こりうる自然な変化ですが、早めの対策で予防や軽減が可能です。バランスの取れた食事や運動に加え、必要に応じて婦人科で相談をすることで、健康的な閉経後の生活を維持できます。


